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COLUMN

インターネット無料物件とは?賃貸経営で入居率を高める回線導入ガイド

賃貸経営でインターネット無料物件が選ばれる理由と導入方法を解説。回線の種類・導入コスト・おすすめ業者・注意点まで大家さん向けに徹底ガイド。空室対策にも効果的。

最終更新: 約5分で読めます

賃貸物件を探す入居者にとって、インターネット環境は物件選びの最重要項目のひとつです。駅から離れていてもインターネット無料の物件を選ぶケースが増えており、賃貸経営でインターネット設備の導入は空室対策に直結します。本記事では、導入可能な回線の種類やコスト、注意点を解説します。

賃貸物件で人気の設備ランキングとは?

賃貸物件で入居者に選ばれる設備を把握することは、賃貸経営の基本です。特にニーズが高い設備を紹介します。

インターネット無料

単身向け・ファミリー向けを問わず人気が高い設備です。個人契約すると月額3,000~4,000円、年間約5万円のコストがかかるため、無料で使えることは大きな魅力です。入居してすぐ使える即時性も高く評価されています。

室内洗濯機置き場

室内に洗濯機を置けると洗濯機の寿命が延び、天候に左右されない点が魅力です。騒音トラブルの防止にもつながります。

モニター付きインターホン

来客者の顔が確認できるため防犯面で安心感があり、特に単身者や子育て世帯からのニーズが高い設備です。

エアコン付き

最近の賃貸物件ではエアコン付きが標準になりつつあります。エアコンがない物件は検索段階で除外されることも多いです。

独立洗面台

身支度を整える際に浴室を使わなくて済み、朝の時間短縮に役立ちます。特にファミリー世帯に人気が高い設備です。

賃貸物件に導入できるインターネット回線の種類とは?

賃貸物件で導入可能なインターネット回線は主に以下の種類があります。

光回線(FTTH)

光ファイバーケーブルを利用した高速通信回線です。上り・下りともに高速で安定した通信が可能で、賃貸物件のインターネット環境として最も推奨されます。NTT東日本・西日本のフレッツ光のほか、各プロバイダ独自の光コラボも利用可能です。

CATV(ケーブルテレビ)回線

ケーブルテレビの回線を使ったインターネットサービスです。テレビとインターネットをセットで提供でき、地域によっては光回線より導入しやすい場合があります。

Wi-Fi(無線LAN)

建物にインターネット回線を引き込み、各部屋にWi-Fiルーターを設置する方法です。入居者は工事不要で即日利用できるため利便性が高いです。

インターネット設備の導入コストはどのくらいか?

導入コストは回線の種類、建物の構造、戸数によって異なります。

初期費用の目安

  • 光回線の建物引き込み工事:15万~30万円程度
  • 各戸への配線工事:1戸あたり1万~3万円
  • Wi-Fiルーター設置:1台5,000~1万円

月額ランニングコスト

回線利用料やプロバイダ料金として月額1万~3万円程度(10戸規模の場合)が目安です。入居者1人あたりに換算すると月額1,000~3,000円で、家賃に上乗せしても入居者のメリットが上回ります。

インターネット導入時の注意点とは?

導入前に押さえておくべきポイントを解説します。

通信速度と安定性

入居者数に対して十分な帯域を確保することが重要です。入居者全員が同時に動画を視聴しても快適に使える回線容量を選びましょう。

既存建物への配線方法

築年数の古い建物では配管スペースが不足している場合があります。事前にNTTや施工業者に現地調査を依頼し、最適な配線方法を確認しましょう。

契約期間と解約条件

法人向けインターネット契約は個人契約より長期の縛りがある場合があります。契約前に解約条件・違約金を必ず確認してください。

セキュリティ対策

共用ネットワークのセキュリティ確保も重要です。入居者同士の通信が分離されるVLAN設定に対応した機器を導入しましょう。

賃貸物件におすすめのインターネット業者とは?

賃貸物件向けのインターネットサービスを提供する主要業者を紹介します。

選定時のチェックポイント

  • 賃貸物件への導入実績があるか
  • サポート体制は充実しているか
  • 入居者からの問い合わせ窓口があるか
  • 通信速度の保証はあるか
  • 初期費用・月額費用のバランスは適切か

インターネット無料物件のメリット・デメリットは?

メリット

  • 空室対策に効果的:入居者募集時の大きなアピールポイントになります
  • 家賃の値上げ根拠:設備投資として月額1,000~2,000円の家賃上乗せが可能です
  • 入居期間の長期化:引っ越し時のインターネット解約・再契約の手間がなくなるため、退去抑制につながります

デメリット

  • 通信速度への不満:回線容量が不足すると入居者の不満につながります
  • ランニングコスト:大家さんが毎月の回線費用を負担する必要があります
  • 設備の陳腐化:通信技術は日進月歩のため、定期的なアップグレードが必要です

よくある質問(FAQ)

インターネット無料とその他の設備投資、どちらを優先すべきですか?

入居者アンケートでは、インターネット無料は常に上位にランクインしています。費用対効果を考えると、まずインターネット環境の整備を優先するのがおすすめです。

導入工事中は入居者に影響がありますか?

共用部への回線引き込み工事では一時的に通行制限が発生する場合があります。事前に入居者へ通知し、工事日程を調整しましょう。

光回線とCATVのどちらを選ぶべきですか?

通信速度と安定性を重視するなら光回線がおすすめです。テレビサービスとのセット提供を検討するならCATVも選択肢に入ります。

インターネット無料にすると家賃はどのくらい上げられますか?

一般的に月額1,000~3,000円の家賃上乗せが可能とされています。周辺相場との比較で適切な金額を設定しましょう。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者