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COLUMN

住まなくなった家を貸して収益化する方法|やること・流れ・管理委託の選び方

住まなくなった家を賃貸に出す流れと必要な手続き、管理会社選びのポイントを解説。空き家を収益不動産に変えたいオーナー向けの実践ガイドです。

最終更新: 約3分で読めます

マイホームを購入してもその後の転勤・介護・長期出張などで住まなくなるケースがあります。空き家のまま放置するよりも、他人に貸し出して賃貸収入を得ることが資産活用の基本です。今回は、住まなくなった家を貸す流れ・必要な手続き・管理委託の選び方を解説します。

住まなくなった家を貸す時の流れとは?

不動産管理会社への相談

まず不動産管理会社に相談し、貸し出しの条件や希望を伝えます。地域密着型から大手まで複数社を比較できる一括相談サービスの活用が効率的です。

必要書類の準備と条件設定

基本的な必要書類は以下の通りです。

  • 家の間取り図・土地登記簿謄本・建物登記簿謄本
  • 本人確認書類・印鑑・自宅の鍵

設定すべき条件は、賃料・管理費・更新料・敷金・礼金・火災保険の加入要否です。これらは不動産会社と相談しながら市場相場に合わせて決めるのが賢明です。

入居者募集・審査・賃貸契約

管理会社がポータルサイトやチラシで入居者を募集し、申込者の審査後に賃貸借契約を結びます。入居者審査は大家自身が判断し、管理会社が通知を行うのが一般的な流れです。

家を貸している間の管理はどうするのか?

賃貸経営は契約後も多くの管理業務が発生します。主な管理業務は以下の3つです。

入退去管理・トラブル対応

家賃滞納・クレーム対応などは専門知識が必要なため、ほとんどの場合は管理会社に委託するのが合理的です。

物件管理(清掃・修繕・設備メンテナンス)

管理会社に委託できますが、設備周辺や近隣住民に関わるトラブルは大家が直接対応するケースもあります。

確定申告・税金管理

家賃収入は不動産所得として申告が必要です。「賃貸不動産経営管理士」が在籍する管理会社に委託すると安心です。

管理会社選びのポイントとは?

管理会社によってサービス範囲・手数料・委託料が異なります。以下の点を確認しましょう。

  • 賃料支払保証サービス:滞納時でも一定の賃料収入が保証される
  • メンテナンスフリーサービス:設備修理・交換費用の補助
  • 管理委託料の相場(賃料の5〜10%程度が一般的)

よくある質問(FAQ)

住宅ローン返済中の家を貸すことはできますか?

原則として居住用として借りたローンのある物件を賃貸に出すには金融機関への相談・承認が必要です。無断で賃貸にすると契約違反となる場合があります。転勤など一時的な事情であれば認められることがあります。

定期借家契約と普通借家契約はどちらがいいですか?

いつか戻る予定がある場合は定期借家契約(期間満了で確実に返却される)が安心です。普通借家契約は更新が繰り返せますが、オーナー都合での退去要求が難しい場合があります。

管理委託料はどのくらいかかりますか?

一般的に月額賃料の5〜10%が相場です。サービス範囲が広いほど委託料が高くなりますが、自己管理の手間と比べてコスト対効果を判断しましょう。

空き家のまま放置するとどうなりますか?

固定資産税・都市計画税は発生し続け、建物の劣化も進みます。「特定空き家」に指定されると固定資産税の軽減措置が外れる可能性もあります。早めの活用が資産保全の観点から重要です。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者