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不動産投資の消費税還付は可能か?仕組み・条件・注意点をプロが徹底解説

不動産投資で消費税還付は受けられるのか?消費税還付の仕組み・条件・不動産投資で適用できない理由と注意点を専門家が解説します。

最終更新: 約2分で読めます

不動産投資では莫大な初期費用がかかるため、消費税還付制度への関心が高まっています。この記事では、消費税還付の仕組みと不動産投資における適用可否を解説します。

消費税還付の仕組みとは?

消費税還付とは、支払った消費税が受け取った消費税を上回った場合に差額が返還される制度です。課税事業者であることが前提条件です。

消費税還付が受けられる3つの条件とは?

赤字の状態にある

経費が収入を上回り、支払った消費税の方が多い場合に還付対象となります。ただし給与や減価償却費など非課税支出が多い場合は還付を受けられないこともあります。

高額な設備投資を行った

事業開始時の設備投資で支払消費税が受取消費税を上回る場合も還付対象です。

輸出業を営んでいる

海外での売上は消費税非課税のため、国内仕入れの消費税分が還付対象となります。

不動産投資で消費税還付は受けられるのか?

結論から言うと、住宅系の不動産投資では基本的に消費税還付を受けることができません。

還付を受けられない理由

家賃収入は非課税売上であり、消費税還付は「二重課税防止」が目的のため非課税売上には適用されません。住宅の家賃は社会政策上「消費に不適当」とされているためです。

消費税還付を検討する際の注意点とは?

課税事業者であっても「簡易課税制度」を選択していると還付を受けられません。還付を受けるには「本則課税」を選択する必要があります。

まとめ

不動産投資における消費税還付は、住宅系では基本的に不可能です。制度を正しく理解し、本則課税と簡易課税の選択を含めた税務戦略を検討しましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 商業用不動産なら消費税還付は受けられますか?
A. オフィスや店舗など事業用物件の賃料は課税売上となるため、条件を満たせば還付の可能性があります。
Q. 消費税還付のために課税事業者になるべきですか?
A. 還付額と課税事業者になることで生じる義務を比較検討する必要があります。税理士に相談しましょう。
Q. 過去に支払った消費税は遡って還付請求できますか?
A. 確定申告の更正請求は原則5年以内です。ただし要件を満たしている必要があるため専門家に確認してください。
Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
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  • 行政書士
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