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自分のマンションを貸す前に知っておきたい4つのポイントと収益最大化戦略

転勤や移住で所有マンションを貸す場合の税務・管理会社選び・初期費用・確定申告まで徹底解説。家賃収入を最大化し、リスクを最小化するオーナー必見の実践ガイド。

最終更新: 約3分で読めます

転勤や海外移住などの事情で、購入したマンションを貸し出すオーナーが増えています。売却せずに家賃収入を得られる一方、賃貸業を始めるには税務・管理・費用面での正確な知識が不可欠です。本記事では、マンションを貸す際のメリットと4つの重要ポイントを解説します。

マンションを貸すとどんなメリットがあるのか?

所有マンションを賃貸に出す主なメリットは次の4点です。

  • 家賃収入を得られる:維持費(固定資産税・火災保険料)を上回る家賃収入が見込めれば、資産として機能します。分譲マンションは品質が高く、高賃料設定が可能なケースもあります。
  • 資産価値の維持:空室状態が続くと換気不足・封水蒸発による悪臭・カビが発生し、建物が劣化します。入居者がいることで自然と維持管理が行われます。
  • 再購入コストが不要:転勤後に戻ってきた際、仲介手数料・登録免許税などのコストをかけずに自宅に戻れます。
  • 節税効果:家賃収入は不動産所得として扱われ、固定資産税・ローン利息・管理費などを経費計上できます。青色申告を選択すれば最大65万円の控除も可能です。

マンションを貸す際に押さえるべき4つのポイントとは?

1. 税金の種類と計算を把握する

賃貸収入には不動産所得税(所得税・住民税)がかかります。ただし課税対象は「総収入金額-必要経費」の差額部分。必要経費には管理費・修繕費・減価償却費・ローン利息・固定資産税などが含まれます。給与所得と合算する総合課税のため、税率が高くなるケースに注意が必要です。

2. 貸し出し前の初期費用を準備する

入居者を迎える前に次の費用が発生します。

  • ハウスクリーニング・クロス張替えなどの原状回復費用
  • 設備点検・修繕費(エアコン・給湯器など)
  • 管理会社への委託手数料(賃料の3〜5%程度)

適正な発注ルートを選ぶことで、初期費用を適切に管理できます

3. 確定申告は毎年必須

会社員であっても、不動産所得が年20万円を超えれば確定申告が義務です。申告期間は翌年2月16日〜3月15日。青色申告では最大65万円の特別控除が受けられるため、早めに申請しておくことをお勧めします。

4. 信頼できる管理会社を選ぶ

管理会社選びでは、管理手数料(目安:賃料の3〜5%)とトラブル時の対応力を重点的に確認します。手数料が安くてもサービスが粗雑では入居者満足度が下がり、空室リスクが高まります。複数社を比較し、サービスの質とコストのバランスで選びましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 住宅ローン中でもマンションを貸せますか?
A. 原則として、住宅ローンは自己居住を条件としているため、賃貸に出す前に金融機関への相談・承認が必要です。無断で貸し出すと一括返済を求められる可能性があります。
Q. 管理を自分でやることはできますか?
A. 可能ですが、入居者対応・家賃徴収・修繕手配など業務範囲が広く、遠方では特に難しくなります。専門の管理会社への委託を強く推奨します。
Q. 賃貸に出したら確定申告は必要ですか?
A. 不動産所得が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。会社員でも対象となります。
Q. 賃貸期間中に入居者とトラブルになった場合はどうしますか?
A. 管理会社が一次対応します。家賃滞納・原状回復トラブル等は管理会社と弁護士を通じて対処します。
Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者