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レンタブル比とは?収益物件の投資効率を最大化する計算方法と活用術

レンタブル比の計算方法と収益物件の投資効率を高める活用術を解説。オフィスビル・マンション経営で収益を最大化するための指標を紹介します。

最終更新: 約2分で読めます

レンタブル比とは、延床面積に占める賃貸可能面積の比率を指す不動産投資の重要指標です。この比率が高いほど収益性が高い物件と判断できます。本記事ではレンタブル比の計算方法と実務での活用法を解説します。

レンタブル比とは何か?

レンタブル比(賃貸面積比)とは、建物の延床面積に占める収益部分(貸室)の面積比率です。エレベーター・エントランス・共用階段・廊下などの非収益部分は含みません。

計算式:貸室部分の面積 ÷ 延床面積 × 100(%)

規模別の目安

建物規模レンタブル比の目安
大規模オフィスビル60〜70%
小規模オフィスビル80〜85%
一般的な賃貸事務所65〜85%

REIT保有物件で注意すべき点は?

REITが物件の一部を区分所有している場合、レンタブル比は「区分所有面積のうち賃貸可能な面積」で計算されるため、建物全体のレンタブル比とは異なります。

マスターリース形式の場合

シングルテナントに一括賃貸やマスターリース形式の場合、共用部分も含めて賃借するためレンタブル比が100%近くになり、他物件との比較が困難になります。

収益を最大化するためにはどうすべきか?

レンタブル比を高めることだけに注力すると、非収益部分(エントランス・廊下・トイレ等)を削りすぎて入居者の利便性が低下し、退去につながるリスクがあります。利用者目線とのバランスが重要です。

貸し出し可能な全スペースを賃貸に活用し、会議室レンタルやシェアスペースなど多様な契約形態を取り入れることで、収益の最大化が図れます。

よくある質問(FAQ)

Q. レンタブル比が高ければ常に良い物件?

必ずしもそうではありません。共用部が狭すぎると入居者の不満につながり、退去率が上昇する可能性があります。

Q. レンタブル比はどこで確認できる?

物件情報に記載がない場合は、延床面積と貸室面積から自分で計算できます。J-REITの保有物件は公開資料から確認可能です。

Q. レンタブル比を改善する方法はある?

共用部の一部を賃貸スペースに転用するリノベーションや、非収益スペースの有効活用(自販機設置等)などの方法があります。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者