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マンション価格は今後下落するのか?下落の兆候と売却タイミングの見極め方

人口減少・金利上昇・新築契約率低下など下落シグナルを分析。マンション価格の今後の見通しと、オーナーが取るべき売却タイミングの判断基準を解説します。

最終更新: 約3分で読めます

首都圏を中心に高騰が続いてきたマンション価格ですが、人口減少・金利上昇・新築契約率の低下など、複数の下落シグナルが出始めています。売却を検討しているオーナーにとって、今がどのようなフェーズなのかを把握することが重要です。

マンション価格は長期的に値上がりを続けてきた

日銀の金融緩和政策を背景に、マンション価格は2013年以降約9年間で69%上昇しました。公示地価の上昇・東京五輪による建築費高騰・富裕層の需要増などが重なり、特に首都圏ではバブル期並みの高値圏となっています。

マンション価格が今後下落する兆候とは何か?

新築マンション契約率の低下

長期にわたり高水準だった新築マンションの契約率が低下傾向にあります。コロナウイルスの影響による需要の変化に加え、価格の高止まりで購入意欲が減退しつつあるのが背景です。

人口減少・高齢化・未婚化の加速

2021年には26年ぶりに東京の人口がマイナスとなりました。人口減少が続けば首都圏を中心にマンション需要が縮小し、価格下落圧力が高まります。高齢化による売り出し増加と、未婚化による購入需要の低下も重なっています。

金利上昇によるローン負担増

金融緩和終了に伴い金利が上昇すると、毎月の返済額増加で売却を選ぶオーナーが増える一方、買い手の購買力は低下します。この需給のミスマッチがマンション価格を押し下げます。

マンションの売却タイミングはいつがベストか?

価格下落のシグナルは出ているものの、現段階ではまだ高値圏が維持されているケースも多くあります。売却を検討しているなら、下落が本格化する前に動き出すことが合理的な判断です。売却タイミングを判断する際の3つのポイント:

  1. 最新の市場データを継続的に確認する:国土交通省の不動産価値指標・成約件数・金利動向など
  2. 売却価格の相場を把握する:複数社に査定を依頼して適正価格を確認
  3. 自己情報を過信しない:市場の将来は不確実。プロのアドバイスを活用する

資産価値が下がりにくいマンションの条件とは?

市況が変化しても価値を保ちやすいマンションには、好立地・自然災害への強さ・戸数の多さ・時代ニーズへの対応という条件があります。購入時からこうした基準で選ぶことで、長期的な資産価値の維持につながります。

よくある質問(FAQ)

Q. マンション価格はいつ下落すると予想されていますか?

明確な予測は困難ですが、人口減少・金利上昇・新築契約率の低下が続けば段階的な下落圧力が高まると考えられています。市場データを継続的に確認することが重要です。

Q. 金利上昇はマンション価格にどう影響しますか?

買い手のローン負担が増加し購買力が低下します。同時にローン返済が苦しくなった保有者が売却を選ぶことで供給が増え、価格下落につながります。

Q. 今マンションを売るべきですか?

一概には言えませんが、高値圏にある現在は売却に有利なフェーズです。自身のライフプランと資産状況を踏まえた上で、複数の不動産会社に相談することをおすすめします。

Q. 資産価値が下がりにくいマンションの選び方は?

交通利便性の高い好立地、自然災害リスクの低いエリア、管理状態の良好な大規模マンション、時代のニーズ(省エネ・スマートホーム等)に対応した物件が有利です。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者