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Real Estate Intelligence
COLUMN

令和8年度税制改正が不動産投資に与える影響

最新の税制改正における不動産関連の変更点を整理し、投資戦略への影響を考察します。

約1分で読めます

税制改正は、不動産投資の収益計画や保有戦略に直接影響します。減価償却、譲渡課税、相続評価、法人活用の前提が変わると、これまで有効だった打ち手がそのまま通用しないこともあります。改正内容を断片的に追うのではなく、投資判断にどう響くかまで整理することが大切です。

まず確認したいポイント

税制改正を見るときは、取得時・保有時・売却時・承継時のどこに効くのかを切り分ける必要があります。表面的な節税効果だけに目を向けると、本来の収益性や資金繰りを見誤る可能性があります。

不動産投資家への影響

改正が入ると、保有期間の考え方、法人化の是非、相続対策の優先順位が変わる場合があります。特に複数物件を持つオーナーや、将来的な承継を視野に入れる方は、税務と経営を切り離さずに考える必要があります。

実務では何をすべきか

最初にやるべきは、現在の保有資産とキャッシュフローを前提に、改正前後で何が変わるかを棚卸しすることです。その上で、売却を早めるべきか、保有を続けるべきか、法人・個人のどちらで持つべきかを検討します。制度だけ見ても最適解は出ません。

INAでは、税制改正を単なる節税情報としてではなく、不動産経営の意思決定に結びつく論点として捉えています。数字の意味を実務に落とし込めるかどうかが、投資成果の差につながります。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者