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COLUMN

3点ユニットバスのバストイレ分離工事|4つの方法・費用相場・空室対策を解説

3点ユニットバスのバス・トイレ分離工事4パターンの費用相場(20万〜180万円)を比較。仕切り設置・トイレ移設・ユニット交換・シャワールーム化のメリットデメリット、工事不要の空室対策まで解説。

最終更新: 約4分で読めます

「バス・トイレが一緒」というだけで入居を見送る方が増えている今、3点ユニットバスの分離工事は空室対策として注目度の高いリフォームです。

本記事では、4つの分離工事方法と費用相場の比較、工事前に確認すべきポイント、リフォームなしでも実践できる空室対策まで、賃貸オーナー向けに解説します。

そもそもユニットバスとは?3つのタイプ

タイプ構成特徴
1点ユニットバス浴槽+洗い場のみ洗面台・トイレは独立。ファミリー向け
2点ユニットバス浴槽+洗い場+洗面台トイレのみ独立。湿気がトイレに影響しない
3点ユニットバス浴槽+洗面台+トイレ省スペース。賃貸・ビジネスホテルに多い

3点ユニットバスが不人気な4つの理由

  1. 入浴中にトイレが使えない — 同居人がいると不便
  2. 洗い場がない — ゆっくり湯船に浸かりたい人には不向き
  3. 湿気がこもりやすい — 便座やトイレットペーパーが湿る。カビ発生リスク
  4. 検索で除外される — 「バス・トイレ別」条件で最初から候補外に

バス・トイレ分離工事|4つの方法と費用比較

工事方法費用相場工期メリットデメリット
①仕切りを設置20〜30万円約2日最安・最短。「バストイレ別」と表記可能簡易的。狭さが強調される
②トイレを別の場所に移設100〜180万円1〜2週間完全分離。家賃アップが可能スペース確保が必要。配管工事で高額に
③バストイレ別ユニットに交換60〜80万円3〜5日新スペース不要。ワンルームでも対応可各スペースが狭くなる
④浴室撤去→シャワールーム化55〜90万円3〜5日学生・外国人に訴求力あり湯船に浸かりたい層には不向き

分離工事前に確認すべき3つのポイント

①配管・間取りの制約

給排水管の位置や床下スペースの制約で、希望の位置にトイレを移設できないケースがあります。まずリフォーム業者に現地調査を依頼し、工事の可否を確認しましょう。

②費用対効果の検証

高額なリフォームをしても入居率が上がらなければ回収に時間がかかります。家賃アップ額×回収年数とリフォーム費用を比較し、投資判断を行ってください。簡易的な仕切り設置(20〜30万円)で家賃を据え置いた方が効果的な場合もあります。

③ターゲットの明確化

  • 若者・単身者 → 家賃の安さやおしゃれな内装の方が重視される傾向
  • 30代以上・ファミリー → 湯船に浸かりたいニーズが強い。完全分離が効果的
  • 外国人・学生 → シャワーのみで十分な層。シャワールーム化が有効

リフォーム会社選びの5つのポイント

  1. 工法と費用を具体的に説明してくれるか — 見積もりの内訳が明確な会社を選ぶ
  2. 空室対策の知識があるか — 賃貸管理の経験がある業者だと入居につながる提案が期待できる
  3. 金額だけで選ばない — 施工の質、追加料金の有無、アフターフォローも重視
  4. レスポンスが早いか — 連絡のスピードは誠実さと工事の安心感に直結
  5. 4社以上から相見積もり — 金額・対応・施工内容を比較して判断

リフォームなしでも実践できる空室対策

①ウォシュレット付きトイレに交換

無電源温水洗浄便座なら電気配線工事不要で、3万円以下でDIY設置可能。同条件の周辺物件との差別化に有効です。

②モデルルーム化で写真映え

ターゲットに合わせたインテリア・カラーを取り入れ、観葉植物やハイセンスな照明を配置。ネットで物件探しをする若年層の内見数増加が期待できます。

③DIYで印象チェンジ

  • リメイクシート — 壁・床に貼るだけで雰囲気が一変。剥がせるタイプなら原状回復も容易
  • シャワーカーテンの変更 — デザイン性の高いものに交換するだけで印象アップ
  • 鏡の取り替え — デザイン性のある市販品に変えるだけでおしゃれな空間に

④掃除のしやすさをアピール

3点ユニットバスは「シャワー1つで丸洗いできる手軽さ」が強み。水回り掃除が苦手な入居者にとっては逆にメリットとして訴求できます。

まとめ

3点ユニットバスの分離工事は、仕切り設置(20〜30万円)からトイレ移設(100〜180万円)まで幅広い選択肢があります。重要なのは、ターゲット層のニーズと費用対効果を見極めた上で最適な方法を選ぶことです。リフォームなしでもウォシュレット設置やDIYで空室率を改善できる場合もあります。

INA&Associates株式会社では、空室対策のリフォーム提案から賃貸管理まで一貫してサポートしております。3点ユニットバスの物件でお悩みのオーナー様は、お気軽にご相談ください。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者