
東京都江戸川区の小岩駅周辺では、大規模な再開発が進行中です。南口では再開発ビルが完成し、北口でも施設建築物の工事が進んでおり、賃貸需要の拡大が見込まれています。本記事では、再開発の詳細と賃貸投資の観点から将来性を分析します。
小岩はどんな街か?
小岩は東京駅まで約17分の好アクセスで、物価の安さが魅力のレトロな下町エリアです。アーケード街には多くの飲食店や商店が並び、生活利便性は高いものの、若者向けのおしゃれな雰囲気には欠けていました。
なぜ小岩で再開発が始まったのか?
北口の交通基盤の脆弱さが再開発のきっかけです。南口にはロータリーと8路線のバスが集約されていた一方、北口は一方通行の細い道しかなく人が集まりにくい状況でした。2011年から再開発の検討が始まりました。
エリア別の再開発計画はどうなっている?
小岩駅南口
南小岩七丁目・六丁目地区で段階的に再開発が進行中です。リングロードの整備により回遊性が向上し、商業・住宅の複合開発が進められています。
小岩駅北口
北口通りの道幅を9mから18mに拡幅し、駅前広場を整備。路線バスやタクシーの乗り入れ口を確保し、店舗等・住宅・保育所・駐車場からなる複合施設の建設が進んでいます。JR小岩駅北口地区第一種市街地再開発事業は2021年7月に権利変換計画が認可され、2023年1月に建築工事へ着工しました。東京都都市整備局の公表によると、事業費は約735億円、施設建築物の延べ面積は約94,590平方メートル、住宅は約731戸で、建築工事の完了は令和8年度(2026年度)の予定です。
南小岩六丁目地区
2021年1月にI街区(地上10階建て)の「FIRSTA小岩」が竣工し、飲食店・薬局・医療機関が入居しました。続いて2022年5月にII街区(地上22階建て)、2026年3月にIII街区(地上33階建て)が竣工し、全3街区の整備が完了しています。
小岩の賃貸需要は今後どう変わるか?
再開発により住環境が改善され、賃貸需要の拡大が見込まれます。江戸川区では人口の約4割が単身世帯で、30代未満の9割が賃貸住宅に居住しているデータもあり、都内優良物件の市場動向と合わせて注目すべきエリアです。
よくある質問(FAQ)
Q. 小岩の再開発はいつ完了しますか?
北口地区は2023年1月に建築工事へ着工しており、東京都都市整備局の公表では建築工事の完了は令和8年度(2026年度)の予定です。南口地区の南小岩六丁目地区は2026年3月にIII街区が竣工し、全3街区の整備が完了しています。
Q. 小岩で賃貸投資を始めるタイミングは?
再開発が完了する前の現段階が比較的割安で参入しやすい時期です。完工後は地価・賃料の上昇が見込まれます。
Q. 小岩の治安は改善されますか?
再開発による街の整備と住民の入れ替わりにより、治安の改善が期待されています。
