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COLUMN

賃貸アパートのTVモニター付きインターホンとは?設置メリット・費用・空室対策効果を解説

賃貸アパートにTVモニター付きインターホンを設置するメリット・費用相場・工事方法を解説。空室対策としてのセキュリティ設備の重要性や選び方のポイントも紹介。

最終更新: 約4分で読めます

賃貸アパートでTVモニター付きインターホンの需要が高まっています。配達業者や工事業者を装った犯罪が増加する中、防犯性に優れたインターホンは入居者募集の大きなアピールポイントです。本記事では、設置メリット・費用相場・工事方法を解説します。

賃貸アパートでインターホンが重要視される理由とは?

セキュリティ設備は入居の判断基準になっています。重要性を理解しましょう。

セキュリティ機能・設備のニーズが高まっている

インターネット環境が当たり前になった今、次に注目されているのがセキュリティ設備です。単身者・ファミリーを問わず、セキュリティ機能がないと入居を検討しない人が増えています。

入居判断に影響するセキュリティ設備

入居者が重視するセキュリティ設備は以下のとおりです。

  • オートロック
  • モニター付きインターホン
  • スマートロック
  • 宅配ボックス
  • 防犯シャッター
  • 高さのあるバルコニー

なぜTVモニター付きインターホンが人気なのか?

TVモニター付きインターホンが選ばれる理由を解説します。

来訪者の顔が確認できる安心感

ドアを開けずに来訪者の顔を確認できるため、不審者への対応が容易です。特に女性の一人暮らしや子育て世帯から高い支持を得ています。

録画機能による防犯効果

最新のTVモニター付きインターホンには録画機能が搭載されています。不在時の来訪者記録が残るため、防犯・宅配対応の両面で役立ちます。

スマートフォン連携機能

Wi-Fi対応モデルなら外出先からスマートフォンで来訪者に応答できます。宅配便の再配達依頼が不要になるなど、入居者の利便性が大幅に向上します。

TVモニター付きインターホンの種類と選び方とは?

インターホンの種類と賃貸アパートに適した選び方を紹介します。

電源方式による分類

種類特徴適した物件
電源コード式コンセントから給電。設置が簡単既存配線のない物件
電源直結式壁内配線から給電。見た目がすっきり新築・大規模リフォーム物件
乾電池式電気工事不要。手軽に設置可能工事が困難な築古物件

機能による選び方

  • 録画機能:不在時の来訪者を記録。防犯上必須の機能
  • 広角カメラ:映る範囲が広く、来訪者の全体像を確認しやすい
  • ナイトビジョン:夜間でも来訪者の顔を確認可能
  • ワイヤレス子機:室内のどこからでも応答できる

設置工事の費用相場はどのくらいか?

設置費用はインターホンの種類と工事内容によって異なります。

本体価格の目安

  • 基本モデル(録画なし):1万~2万円
  • 録画機能付き:2万~4万円
  • スマホ連携・高機能モデル:4万~8万円

工事費用の目安

  • 既存インターホンからの交換:5,000~1万5,000円/戸
  • 新規設置(配線工事あり):2万~5万円/戸
  • 集合住宅用システム導入:50万~150万円(棟全体)

費用対効果の考え方

TVモニター付きインターホンの設置により家賃を月額1,000~2,000円上乗せできる場合があります。10戸のアパートなら年間12万~24万円の増収が見込めます。

設置時の注意点とは?

配線方式の確認

築古物件では既存の配線が2線式の場合があり、モニター付きインターホンには対応していないことがあります。事前に配線状況を確認しましょう。

入居者への使い方説明

録画機能やスマホ連携の使い方を入居者にしっかり説明することで、設備の価値を実感してもらえます。

メンテナンス計画

インターホンの寿命は一般的に10~15年です。定期的な動作確認と計画的な交換を実施しましょう。

よくある質問(FAQ)

チャイムだけのインターホンからTVモニター付きに交換できますか?

多くの場合交換可能です。ただし配線工事が必要になるケースもあるため、事前に電気工事業者に現地調査を依頼しましょう。

インターホンの設置費用は経費にできますか?

1台あたりの費用が10万円未満であれば修繕費として一括経費計上が可能です。10万円以上の場合は減価償却の対象になります。

入居者がインターホンを壊した場合の修理費用は誰が負担しますか?

通常の使用による故障は大家さんの負担、入居者の過失による破損は入居者負担が一般的です。賃貸借契約書に明記しておきましょう。

オートロックとモニター付きインターホン、どちらを優先すべきですか?

費用対効果ではモニター付きインターホンが優れています。オートロックは建物構造の変更が必要で費用が高額になるため、まずはインターホンの交換から始めるのがおすすめです。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者