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COLUMN

いい部屋を見つけるための賃貸物件選びガイド|内見チェックと周辺環境の確認ポイント

賃貸物件を探すときに見落としがちな内見チェックポイントと周辺環境の確認方法を解説。初めての一人暮らしでも後悔しない部屋選びのコツをまとめました。

最終更新: 約4分で読めます

進学や就職を機に独り暮らしを始めるとき、期待と不安で胸がいっぱいになります。緊急かつ重要な問題が住まい探しです。物件探しに慣れていないと確認すべきポイントを見落とし、住んでみてから後悔する人も少なくありません。筆者の経験を踏まえ、賃貸物件選びで押さえるべきポイントをお伝えします。

内見時に何を確認すべきか?

内見とは、不動産仲介人と一緒に現地を訪れ、実際に部屋を確認することです。「百聞は一見に如かず」のとおり、自分の目で物件を確認することは非常に重要です。

水回りのチェック

一人暮らし初経験者によくある失敗が水回りです。台所の蛇口が長すぎてシンクから水が飛び散ったり、鍋がシンクに入らなかったりします。一人暮らし用のお部屋でよく見られるのが幅1メートルに満たないミニキッチン。シンクの縦の直径に対して蛇口の長さが2/3近くあれば、水が跳ね出すのも当然です。家事初心者は、経験者(親など)と一緒に内見することをおすすめします。

陽当たりの確認

陽の当たらない部屋は湿気がこもり、カビが発生しやすく健康面にも影響します。また、日光が入らない環境は精神的にも悪影響を及ぼすことがあります。陽当たりを重視する場合は、南側にベランダや窓がある部屋を条件に探しましょう。ただし南向き物件は人気で競争率が高いことを念頭においてください。

遮音性のチェック

騒音に悩まされると快適な生活が送れません。隣室や上下階の生活音は知らず知らずストレスになります。遮音性を重視するなら「建物の構造」に注目し、木造・軽量鉄骨造を避け、鉄筋コンクリート造の物件を選ぶと安心です。最上階や角部屋はさらに快適です。

メジャーで採寸を

元の住居から家具・家電を持ち込む場合は、事前に寸法を計測しておきましょう。内見時にスペースも採寸し、家具レイアウトをイメージしておくと引っ越し作業がスムーズになります。採寸用メジャーは必ず持参しましょう。

周辺環境のどこを確認すべきか?

駅からの距離だけでなく、日常生活に直結する周辺環境を確認することが大切です。実際に住み始めてから気づくことが多い項目です。

コンビニやスーパーが近いか

一人暮らしで病気になったとき、食糧確保ができるかどうかは死活問題です。高熱の状態で遠方まで買い出しに行くのは危険ですし、辛いものです。近くにコンビニやスーパーがあるかを事前に確認しておきましょう。

住人層の確認

社会人の場合、学生入居者が多い物件では深夜まで騒音が発生することがあります。時間帯を変えて複数回、現地を事前訪問すると、その地域の雰囲気を把握できます。朝・昼・晩のそれぞれに訪れることで、住環境の実態が見えやすくなります。

よくある質問(FAQ)

Q. 内見は何回してもいいですか?

基本的に内見は何度でも可能です。気に入った物件は日中・夜間の2回以上訪れ、時間帯による違いを確認することをおすすめします。

Q. 一人暮らしでおすすめの建物構造は?

防音性の高さから鉄筋コンクリート(RC)造がおすすめです。木造や軽量鉄骨造と比べて生活音の漏れが少なく、快適に過ごしやすい構造です。

Q. 内見時に持っていくべきものは?

採寸用メジャー、スマートフォン(写真撮影用)、手持ち家具のサイズをメモしたリストが必須です。コンパスアプリで方角確認もできます。

Q. 南向きでない部屋は避けるべきですか?

必ずしも避ける必要はありません。東向きは朝日が入り、西向きは夕方まで明るいなど、それぞれ特徴があります。重要なのは生活スタイルに合った採光かどうかです。

Q. 内見で遮音性を確認する方法は?

壁を軽くノックして音が響くか確認しましょう。また、実際に隣室や廊下の音が聞こえないかチェックします。1階の場合は上階の足音も確認ポイントです。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者