玄関チャイムが突然鳴らなくなったとき、すぐに業者に連絡する前に自分で確認・解決できる場合が少なくありません。本記事では交換前のチェックポイントから、DIY交換の手順、業者依頼時の費用相場まで解説します。
玄関チャイムが鳴らない原因はどこにある?
業者に連絡する前に、以下の3つを必ず確認してください。
電池切れを確認する
電池式チャイム(ワイヤレスインターホン含む)の場合、電池切れが不具合の最多原因です。電池交換と同時に電池ボックスの汚れ・サビも拭き取りましょう。
本体(親機)の状態を確認する
子機は正常でも親機の音量設定が小さくなっているケースがあります。コンセントの抜け・配線の緩みも確認してください。
スイッチ(子機)の状態を確認する
スイッチカバーを外して内部の2本の電気配線を直接つなぎ、チャイムが鳴るかテストします。それでも鳴らない場合は配線の劣化が考えられます。
玄関チャイムを自分で交換する方法
電気配線の工事が不要な乾電池式・プラグ式チャイムであれば、オーナーがドライバー1本で交換できます。交換の流れはスイッチ側・本体側ともに同じです。
- ネジを外す
- カバーを取り外す
- 配線を外す
- 外枠を取り外す
- 新しい本体の配線をつなぎ、逆順で組み立てる
電源プラグ式の場合は、作業前に必ずプラグを抜いてください。感電防止の基本です。親機・子機セットは2,000円前後が相場で、同時交換がおすすめです。なお、コンセントや屋内配線(100V)から直接電源を取る配線工事には電気工事士の資格が必要です(二次電圧36V以下の弱電配線は資格不要の「軽微な工事」にあたります)。
玄関チャイムの配線工事に資格は必ず必要?「軽微な工事」の範囲
すべての配線工事に電気工事士の資格が必要なわけではありません。電気工事士法施行令が定める「軽微な工事」に該当する、二次電圧36ボルト以下の小型変圧器を使う配線(電鈴・インターホン・玄関チャイムの二次側の配線)は、無資格でも作業できます。一般的な有線式チャイムの多くはこの36V以下の弱電配線で動作しているため、本体・スイッチの交換や配線のつなぎ直しであればDIYで対応できるケースがほとんどです。
一方、コンセントや壁内の屋内配線(100V)から直接電源を取るタイプの配線工事は、第二種電気工事士の資格がなければ行えません。古い建物でまれに見られる、屋内配線に直結した親機の交換や配線の引き直しは、必ず有資格の業者に依頼してください。
業者に依頼する場合の費用相場は?
リフォーム会社・家電量販店・ホームセンターなど複数の業者で見積もりを取ることをおすすめします。
- 配線工事不要の場合:2〜3万円程度
- 配線工事が必要な場合:4〜5万円程度
専門業者への依頼は配線ミスによる火災等のリスクを回避できるメリットがあります。
オーナーが交換する際の注意点
玄関チャイムは壁の内側に台座があります。部品を壁内部に落とすと回収が困難になるため、作業中は慎重に扱ってください。コードの差し間違いにも注意が必要です。
よくある質問(FAQ)
Q. 玄関チャイムの交換を自分でやってもいいですか?
電池式・プラグ式に加え、二次電圧36V以下の弱電配線(多くの有線チャイムの二次側配線)も資格なしで交換できます。コンセントや屋内配線(100V)に直接つながる配線工事のみ、電気工事士の資格が必要です。
Q. 賃貸物件のチャイム交換費用は誰が負担しますか?
設備の経年劣化による故障はオーナー負担が原則です。入居者の過失による破損は入居者負担となる場合があります。
Q. 業者に依頼した場合、どれくらいかかりますか?
配線工事不要で2〜3万円、配線工事が必要な場合は4〜5万円が目安です。必ず複数社で見積もりを取りましょう。
Q. ワイヤレスインターホンへの交換メリットは?
配線工事不要で交換できる場合が多く、スマートフォン連携機種も増えています。防犯性向上にもつながります。
