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メゾネットアパートへの投資判断ポイント|需要・収益性・チェック項目を解説

メゾネットアパートの特徴・需要層・投資判断のポイント(デザイン性・防音・断熱・賃貸需要エリア)を投資家向けに解説。建築コストの優位性も紹介。

最終更新: 約4分で読めます

メゾネットアパートは一戸建て感覚の居住空間を集合住宅で実現できるユニークな物件形態です。需要層が絞られるという特性があるため、投資判断には正確な市場分析が求められます。

メゾネットアパートとはどのような物件か?

メゾネットとは、1住戸の中に内階段があり、2階以上の居住空間を持つアパートのことです。集合住宅でありながら一戸建てのような住環境が実現でき、連棟式が一般的です。都心では上下階に積層する形態も見られます。

経営者の視点では通常のアパートより建築費を抑えられる点が大きな特徴です。プレハブ工法(工場大量生産)による坪単価は木造ツーバイフォーで70万円、壁式鉄筋コンクリートで85万円程度。共用エントランスが不要な分、設備コストも削減できます。

メゾネットアパートの需要層は?

単身者

内階段・吹き抜け・螺旋階段などのデザイン性を重視する若年層に人気があります。インテリアにこだわるライフスタイルを求める層から選ばれる傾向があります。

ファミリー世帯

上下に隣室がないため、子どもの泣き声や足音による騒音トラブルが発生しにくい点がファミリーに支持される理由です。管理上のトラブルリスク軽減にもつながります。

メゾネットアパート投資判断の4つのチェックポイント

1. 賃貸需要の高いエリアを選ぶ

メゾネットを選ぶ入居者は賃貸需要全体から見ると少数です。都心や賃貸人口が多いエリアであれば、需要が絞られていても一定数の候補者を確保できます。賃貸人口の少ない地方では空室リスクが高まります。

2. ワンルームメゾネットはデザイン性を重視

階段がデザインとして機能していないと(壁に隠れているなど)、単身者の検討対象から外れやすいです。実際のデザインを確認してから投資判断することが重要です。

3. 防音性能を確認する

上下階の騒音を防げても、隣接住戸との壁の防音性が低ければファミリー入居者のメリットが薄れます。隣戸との壁の防音スペックは投資前の必須チェック項目です。

4. 断熱性能を確認する

メゾネットは1階の暖かい空気が2階に逃げやすい構造のため、断熱性能が低いと入居者満足度が低下します。断熱材の仕様を確認し、必要に応じて断熱工事を検討してください。

メゾネット経営に強い不動産パートナーの重要性

メゾネットは市場での比較対象が少なく、家賃設定・需要調査を自社だけで行うのが難しい物件です。地域の賃貸特性を熟知した不動産会社のサポートが投資判断の精度を高めます。パートナー選びについては不動産賃貸管理会社の選び方も参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q1. メゾネットアパートの建築費は通常のアパートより安いのですか?

プレハブ工法を採用した場合、コストを抑えられる傾向があります。共用部が不要な点も費用削減に寄与します。坪単価は木造ツーバイフォーで70万円程度が目安です。

Q2. メゾネットはどのような立地に向いていますか?

若年層・ファミリーの賃貸需要が高い都市部が最適です。賃貸人口の少ない地域では空室リスクが高まります。

Q3. メゾネットアパートの空室対策はどのようにすべきですか?

デザイン性の高い内装・防音・断熱の強化が入居者獲得の鍵になります。また需要ターゲットを単身者かファミリーかで絞ることで戦略が立てやすくなります。

Q4. メゾネットタイプは賃貸需要が少ないというのは本当ですか?

全体の賃貸需要と比較すると需要層は限られますが、都心の賃貸人口が多いエリアでは絶対数は十分確保できます。立地次第で安定した入居が見込めます。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者