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一括借り上げ(サブリース)とは?仕組み・管理委託との違い・契約時の注意点

一括借り上げ(サブリース)の仕組み・メリット・デメリットを管理委託と比較して解説。契約前に確認すべき4つのポイントも紹介します。

最終更新: 約2分で読めます

一括借り上げ(サブリース)とは、所有するアパートやマンションを不動産会社にまとめて預け、管理と入居者対応を一任する仕組みです。空室リスクを回避できる一方、注意すべきデメリットもあります。

一括借り上げと管理委託はどう違うのか?

一括借り上げの仕組み

不動産会社が物件を丸ごと借り上げ、入居者に転貸(サブリース)します。手数料は家賃の10〜20%で、空室や家賃滞納があっても支払額は変わりません。物件管理・トラブル対応も含まれます。

管理委託との違い

管理委託は管理業務と入居者募集のみを委託する方式です。オーナーが入居者と直接契約を結び、手数料は家賃の3〜10%と低めですが、空室・滞納リスクはオーナーが負います。

項目一括借り上げ管理委託
賃貸契約入居者と管理会社入居者とオーナー
手数料10〜20%3〜10%
空室リスクなし(保証あり)あり
入居者情報非開示が多い把握可能

一括借り上げのメリットとデメリットは?

メリット

  • 物件管理・クレーム対応を全て任せられる
  • 空室・家賃滞納があっても収入が保証される
  • 10年単位の長期契約で安定した収入を見込める

デメリット

  • 定期的な家賃見直しで収入が減る可能性がある
  • 入居状況が把握できない
  • 家賃見直しに合意できなければ解約となるリスクがある

一括借り上げ契約で確認すべき4つのポイントとは?

1. 契約内容の精査

契約期間・契約賃料・賃料見直しの頻度・更新条件を必ず確認しましょう。

2. 事業計画の妥当性

収支計画が現実的か、根拠が伴っているかを検証します。セカンドオピニオンの活用も有効です。

3. 原状回復費・修繕費の規定

請求発生前の見積提示や費用規定を事前に明確化しておくことが重要です。

4. 仲介力と情報開示の姿勢

入居者情報の開示に応じてくれるか、仲介力のある管理会社を選びましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 一括借り上げの家賃保証は永続的?

いいえ。通常2年ごとに家賃見直しが行われ、築年数や市場環境に応じて保証額が減額される可能性があります。

Q. 一括借り上げの途中解約は可能?

オーナー側からの解約には条件が付くことがほとんどです。解約条件を契約前に確認しておきましょう。

Q. 一括借り上げと管理委託、どちらがおすすめ?

物件の立地・空室リスク・オーナーの管理負担許容度によって最適な選択は異なります。総合的に判断しましょう。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者