Skip to content
Real Estate Intelligence
COLUMN

サブスク型賃貸サービスとは?メリット・デメリットと物件選びのポイント

サブスク型賃貸サービスの仕組み・メリット・デメリットを解説。アドレスホッパーの暮らし方や人気サービス5選、物件選びのポイントも紹介します。

約6分で読めます

サブスク型賃貸サービスとは、定額料金で好きな場所に住み、自由に移動できる新しい住宅スタイルです。通常の賃貸にはない手軽さと柔軟性が注目を集めています。従来型のストレスフリーな賃貸管理の仕組みとは異なる新しい住まい方として関心が高まっています。

この記事では、サブスク賃貸の特徴やメリット・デメリット、物件の選び方を詳しく解説します。アドレスホッパーという新しいライフスタイルや、人気サービスの比較もご紹介します。

アドレスホッパーとはどのようなライフスタイルか?

アドレスホッパーとは、固定の家を持たずに様々な場所へ移動しながら暮らす人々やその生活スタイルのことです。リモートワークの普及により、場所に縛られない働き方が可能になったことで増加しています。

宿泊場所と費用

主にホテル、ゲストハウス、マンスリー契約物件を利用します。ゲストハウスやマンスリー物件であれば比較的コストを抑えて生活できます。

メリット

  • 自由なライフスタイルが送れる
  • 家賃・光熱費などの固定費が不要
  • 面倒な契約に縛られない

デメリット

  • 常に宿泊場所を探す手間がある
  • 移動による体力的負担
  • 新しい環境への適応ストレス

サブスク型賃貸サービスとは何か?

サブスク型賃貸とは、一定の料金を支払って住居を利用するサービスです。一般的な賃貸と異なり、初期費用不要・契約手続きが簡単・家具家電完備という特徴があります。

「サブスク」の意味

サブスクリプションの略で、一定期間の「利用権」を購入するビジネスモデルです。「所有」ではなく「利用」が基本概念となります。

一般的な賃貸との違い

  • 初期費用:敷金・礼金が不要なケースが多い
  • 手続き:電子契約でスマホひとつで完結可能
  • 設備:家具・家電完備で引っ越し負担が少ない
  • 料金:光熱費・Wi-Fi代込みの定額制

サブスク型賃貸のメリットにはどのようなものがあるか?

サブスク賃貸の最大の魅力は、低コスト・簡単手続き・高い自由度の3点です。

自由に移動できる

仕事やライフスタイルの変化に応じて、好きな地域へ簡単に移動が可能です。

契約手続きが簡単

電子契約に対応したサービスもあり、退去・入居の手間が大幅に削減されます。

ホテルや通常の賃貸よりコストを抑えられる

家賃に光熱費やネット料金が含まれ、家具・家電の購入費も不要なため、トータルコストを抑えやすい構造です。

多様な使い方ができる

平日は会社近くのサブスク賃貸、休日は自宅という二拠点生活も可能です。旅行時の宿泊施設としても活用できます。

新たな出会いがある

共有スペースでの交流を通じて、普段出会えない人々とのつながりが生まれます。

サブスク型賃貸のデメリットにはどのようなものがあるか?

自由度が高い反面、予約の不確実性や生活環境の制約があることも理解しておきましょう。

希望日時に予約が取れない可能性

人気物件は埋まりやすく、連続宿泊の可能日数にも制限がある場合があります。契約内容の事前確認が重要です。

相部屋が多い

ドミトリー形態が多く、一人でゆっくり過ごしたい方には不向きです。個室タイプもありますが、キッチンやリビングは共有が一般的です。

部屋のカスタマイズができない

家具・家電が用意されているため、自分好みのインテリアで部屋作りを楽しむことはできません

移動生活は体力を消耗する

次の施設探しや荷物の運搬など、移動に伴う労力は想像以上に大きいものです。

サブスク賃貸の物件を選ぶ際のポイントとは?

サブスク賃貸を選ぶ際は、拠点地域・契約期間・住居タイプ・トータルコストの4点を重視しましょう。

拠点にする地域をチェック

ネット環境や周辺の利便性、治安を事前に確認しましょう。サービスによって提供エリアが異なります。

最低契約期間を確認

1ヶ月から、3ヶ月、1年など会社によって異なります。ホテル泊タイプなら最短1泊から利用可能なものもあります。

住居タイプを選ぶ

  • ドミトリー:相部屋タイプ、コスト最安
  • シェアハウス:個室あり、水まわりは共用
  • 提携賃貸物件:通常の個室やアパートを借りられるタイプ

費用はトータルで考える

初期費用・月額料金・移動コストを含めたトータルで比較しましょう。一見安く見えても、移動頻度が高いと割高になるケースもあります。

住民票の問題はどう解決すればよいのか?

サブスク賃貸で転々とする場合、住民票を特定の場所(実家やシェアハウスなど)に置いておくのが現実的な解決策です。

住民票がないと起こる問題

  • 運転免許証の更新ができない
  • クレジットカードの審査が通りにくい
  • 公共施設を利用できない
  • 選挙に参加できない

住民基本台帳法による転入届の義務があり、違反した場合は最大5万円の過料が課される可能性もあります。

人気のサブスク型賃貸サービス5選

ADDress

全国210ヶ所以上の空き家を活用。光熱費・Wi-Fi込みで、家族での利用も可能です。

Xross house

東京都内300物件以上。鍵付き個室で物件間の移動が無料。プライバシー重視の方におすすめです。

Hostel life

月1.5万円から全国のホステルで泊まり放題。最短1ヶ月から利用でき、二拠点生活にも最適です。

HafH

世界約809拠点。毎月定額でホテルに泊まれ、コインを貯めて豪華な部屋への宿泊も可能です。

unito

1ヶ月5日からのホテル暮らしが可能。家にいない日は返金されるシステムで、無駄なく利用できます。

よくある質問(FAQ)

Q. サブスク型賃貸サービスとは何ですか?

定額料金を支払って住居を利用できるサービスです。初期費用不要・家具家電完備・簡単な契約手続きが特徴で、自由に住む場所を変えられます。

Q. サブスク賃貸と通常の賃貸の違いは?

サブスク賃貸は敷金・礼金不要で、光熱費やWi-Fi代が月額に含まれるケースが多いです。電子契約対応で手続きも簡単です。

Q. サブスク賃貸の住民票はどうすればよいですか?

実家やシェアハウスなど特定の場所に住民票を置いておくのがおすすめです。住民票の異動は法律上の義務であり、違反すると過料が課される可能性があります。

Q. サブスク賃貸はどのような人に向いていますか?

リモートワーカー、フリーランス、出張の多いビジネスパーソン、二拠点生活を希望する方に向いています。場所に縛られない自由な生活を求める方におすすめです。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

保有資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者