Skip to content
Real Estate Intelligence
ASSOCIATES

不動産管理会社の役割とは?業務内容・会社の種類・選び方を管理のプロが解説

不動産管理会社の業務内容(建物管理・入居者管理)・3つの種類・信頼できる会社の選び方を解説。自主管理のメリット・デメリット、管理キャリアの魅力も紹介。

最終更新: 約4分で読めます

不動産管理とは、単に建物を維持するだけでなく、賃貸物件の資産価値そのものを左右する経営の根幹です。管理の質が入居率・家賃水準・物件ブランドに直接影響します。本記事では、不動産管理会社の役割・種類・会社選びのポイントを解説します。

不動産管理会社とは何か?

不動産管理会社とは、建物と入居者の管理を通じてオーナーの資産を守る専門会社です。よく「清掃や修繕をするだけ」と思われがちですが、実際には経営パートナーとしての役割を担っています。

不動産管理会社の主な業務内容とは?

建物管理の業務

  • 共用部(エントランス・廊下・駐車場・ゴミ置き場)の清掃・維持管理
  • 長期修繕計画の立案と実行
  • 設備点検・保守(エレベーター・給排水・消防設備など)
  • 管理規約に基づくルール遵守の指導
  • 分譲マンションでは管理組合の運営サポート

入居者管理の業務

  • 家賃・管理費の集金と滞納対応
  • クレーム・トラブルへの一次対応
  • 契約更新手続きと退去処理
  • 退去後の清掃・修繕手配
  • 入居者間トラブルの仲裁

不動産管理会社には3種類ある

  • 仲介+管理を両方行う会社:1社にトータルで任せられる利便性。集客から管理まで一貫対応
  • 仲介専門の会社:集客力・成約スピードが強み。管理は別会社に委託が必要
  • 管理専門の会社:管理業務のノウハウ・対応力が豊富。長期安定経営に強い

自主管理のメリット・デメリットとは?

メリット:管理費の節約

管理委託費は一般的に月額家賃の5%程度です。自主管理でこのコストを削減できますが、以下のデメリットも考慮が必要です。

デメリット:全ての対応を自分で行う必要がある

クレーム対応・家賃滞納回収・緊急の修繕対応など、管理業務は突発的な対応が多く24時間365日の対応が求められます。本業を持つオーナーや戸数が多い場合は、自主管理だけでは限界が生じます。管理が行き届かなければ入居者満足度が下がり、空室リスクが高まります。

信頼できる不動産管理会社を選ぶポイントとは?

  1. 信頼性・財務健全性の確認:信用調査会社の情報・財務諸表をチェック
  2. 管理戸数と実績:管理戸数が多いほどノウハウと対応力が期待できる
  3. 入居者対応の体制:24時間対応コール・緊急連絡体制の有無
  4. 報告・情報共有の仕組み:定期報告書・オーナーポータルなどの整備状況
  5. リーシング(客付け)力:仲介会社とのネットワーク・空室期間の実績

管理の質は物件の資産価値に直結します。テクノロジーを活用した管理運営体制が整っている会社は、空室率の低減と長期安定経営に強みを持ちます。

管理会社として働くキャリアの魅力とは?

不動産管理のプロとして求められるスキルは多岐にわたります。建物の設備知識・法律・コミュニケーション・マーケティングなど幅広い専門性が身につく職種です。不動産キャリアの成長戦略においても、管理業務の経験は市場価値を高める重要な要素です。

よくある質問(FAQ)

Q1. 管理委託費の相場はどのくらいですか?

月額家賃の5%程度が一般的です。管理内容・物件規模・エリアによって3〜10%と幅があります。

Q2. 管理会社を変更することは難しいですか?

解約予告期間(通常3〜6ヶ月)を守れば変更可能です。入居者への通知と家賃振込先の変更手続きが必要です。

Q3. 不動産管理会社と仲介会社は同じですか?

異なります。仲介会社は入居者を見つけて契約を結ぶ会社で、管理会社は契約後の物件・入居者管理を担います。両業務を行う会社も多いです。

Q4. 管理戸数が多い会社と少ない会社はどちらが良いですか?

一概には言えませんが、管理戸数が多い会社はノウハウと規模のメリットがあり、少ない会社はオーナー1件1件へのきめ細かな対応が期待できます。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者