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COLUMN

家を建てるならいくら必要?費用の内訳・注文住宅の注意点・資金計画のポイント

マイホームを建てる費用は土地代・建物代・諸費用の3つで構成されます。注文住宅の付帯工事費の落とし穴から収入に見合った資金計画の立て方まで解説します。

最終更新: 約4分で読めます

マイホームを建てるには、多くの人が想像する以上の費用がかかります。家を建てる費用は大きく「土地代」「建物代」「諸費用」の3つに分かれますが、注文住宅では特に付帯工事費を見落としがちです。この記事では費用の内訳・注文住宅の注意点・収入に見合った資金計画の立て方を解説します。

家を建てるための費用とは?

家を建てる費用は以下の3つに分類されます。

土地代

すでに土地を所有している場合は不要ですが、新たに購入する場合は土地代が必要です。土地代はエリアによって大きな差があり、都心に近いほど高額になります。住む予定のエリアの相場をあらかじめ確認しておきましょう。

建物代

注文住宅と建売住宅では費用構造が大きく異なります。注文住宅はオーダーメイドになるため費用が高くなりやすく、また見積もりのわかりにくさもあります。依頼するハウスメーカーや工務店と早い段階から予算を共有し、収まりのある計画を立てることが重要です。

諸費用

土地代・建物代以外にも多くの費用が発生します。主な諸費用の内訳は以下の通りです。

費用項目目安金額
設計料建築費の10〜15%
仲介手数料物件価格×3%+6万円×1.1(税込)
印紙代1万円(1,000〜5,000万円の物件)
登録免許税土地価格の1.5%
司法書士報酬20〜25万円程度
地鎮祭・上棟式15〜20万円程度
住宅ローン諸費用事務手数料・団信保険料・火災保険料等
入居後の税金不動産取得税・固定資産税・都市計画税

注文住宅でありがちな費用の見落としとは?

注文住宅で特に見落とされやすいのが「付帯工事費」です。付帯工事費とは、外構工事・解体工事・地盤改良工事・照明やカーテン購入費などのことを指します。

外構工事(駐車場・門・フェンス等の整備)は後回しにされがちですが、100〜200万円程度かかることがあります。土地代と建物代だけで予算を組んでいると、外構費用が不足して理想のマイホームが実現できなくなることもあります。

収入に見合った家を建てるためのポイント

住宅ローンの借入可能額を事前に把握する

住宅ローンの借入可能額は収入・借入状況・金融機関の審査基準によって異なります。夫婦のペアローンを組む場合も含め、どのくらい借りられるかを複数の金融機関で事前に確認しましょう。借入可能額と自己資金(頭金)の合計が総予算の上限になります。

入居後の生活費を考慮した資金計画を立てる

住宅ローンの返済が始まった後も、教育費・生活費・老後の貯蓄・親の介護費用など様々な支出が続きます。返済後に家計が苦しくならないよう、入居後の生活設計を見据えた予算計画を立てることが重要です。無理のない返済額は一般的に手取り収入の25〜30%以内が目安とされています。

よくある質問(FAQ)

Q. 家を建てる総費用の目安はいくらですか?

土地付き注文住宅の場合、首都圏では5,000万〜8,000万円程度が一般的な目安です。エリア・建物グレード・土地面積によって大きく変わります。

Q. 頭金はどのくらい用意すべきですか?

一般的には総費用の10〜20%が目安です。ただし最近は頭金ゼロのフルローンも可能ですが、返済負担が重くなるため慎重な判断が必要です。

Q. 注文住宅と建売住宅はどちらが費用を抑えやすいですか?

一般的に建売住宅の方が費用は抑えやすいです。注文住宅は自由度が高い分、追加費用が発生しやすいため、最終的な費用が当初の見積もりより増えることがよくあります。

Q. 地盤改良工事が必要かどうかはどこでわかりますか?

地盤調査(ボーリング調査・スウェーデン式サウンディング試験等)を実施することで判断できます。土地購入前に調査できる場合は、購入判断の材料にもなります。

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
  • 甲種防火管理者
  • 競売不動産取扱主任者
  • マンション維持修繕技術者
  • 貸金業務取扱主任者