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Real Estate Intelligence
COLUMN

2025年1-3月期 首都圏中古不動産市場が活況 - 成約件数大幅増、マンション価格は上昇継続

首都圏の中古不動産市場が活況。成約件数とマンション価格が共に上昇し、特に東京都区部で強い動きが見られます。

最終更新: 約2分で読めます

公益財団法人 東日本不動産流通機構は、2025年1月から3月期の不動産流通市場の動向をまとめた季報を発表しました。それによりますと、首都圏の中古不動産市場において、成約件数が前年同期と比較して大幅に増加するなど、活発な取引が見られました。

特に首都圏の中古マンション市場では、成約件数が12,385件となり、前年同期比でプラス25.5%と大きく増加しました 。成約㎡単価も79.81万円/㎡に達し、前年同期比プラス5.3%と19期連続の上昇を記録 。成約価格も5,011万円(前年同期比プラス3.4%)と、こちらは50期連続での上昇となり、中古マンションの価格は高止まり、あるいは上昇傾向が続いていることが示されました 。地域別では、東京都区部で㎡単価が10.5%上昇し、49期連続で前年同期を上回るなど、特に強い動きが見られます 。一方で、成約物件の平均専有面積は4期連続で縮小し、平均築年数は経過が進んでいます

中古戸建住宅市場でも成約件数は増加しており、5,165件と前年同期比プラス48.5%を記録、5期連続での増加となりました 。しかしながら、成約価格は3,933万円(前年同期比マイナス0.8%)と、ほぼ横ばいながらも19期ぶりに前年同期を下回る結果となりました 。土地面積、建物面積は前年同期から微増しています 。地域別では、東京都区部のみが成約価格で上昇を維持しています

参考として、札幌市の中古マンション成約件数は14.1%増加し、6期連続で前年同期を上回る好調ぶりです 。仙台市は件数が減少しましたが、㎡単価は1.8%上昇しています 。中古戸建住宅は、札幌市が件数で16.2%増加したものの価格は3.0%下落、仙台市は件数、価格ともに下落となりました

今回のデータからは、首都圏の中古不動産市場、特にマンションにおいて、強い購入意欲と価格の上昇基調が続いている状況がうかがえます。今後の市場動向については、引き続き注視が必要です。

参考資料:季報Market Watch  サマリーレポート  2025 年 1~3 月期

Daisuke Inazawa, President & CEO of INA&Associates Inc.

著者

代表取締役社長 / CEOINA&Associates株式会社

INA&Associates株式会社 代表取締役社長。首都圏・近畿圏を中心に不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントを統括。収益不動産投資戦略と超富裕層向け不動産コンサルティングを専門領域とする。

稲澤 大輔(いなざわ・だいすけ)は、INA&Associates株式会社の代表取締役社長(CEO)。大阪本店・東京営業所を拠点に、首都圏・近畿圏における不動産売買仲介、賃貸仲介、プロパティマネジメントの三事業を統括する。

専門領域は、収益不動産の投資戦略立案、賃貸経営の収支最適化、超富裕層(UHNWI)・機関投資家向け不動産コンサルティング、およびクロスボーダー不動産投資。国内外の投資家に対し、データと長期視点に基づくアドバイザリーを提供している。

「企業の最も重要な資産は人財である」を経営理念に掲げ、人財投資カンパニーとして持続可能な企業価値の創造に取り組む。経営者として、変化の時代におけるリーダーシップのあり方と組織文化についても積極的に発信を続けている。

合格・取得資格は11種:宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター、マンション管理士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、行政書士、個人情報保護士、甲種防火管理者、競売不動産取扱主任者、マンション維持修繕技術者、貸金業務取扱主任者。

  • 宅地建物取引士
  • 公認不動産コンサルティングマスター
  • マンション管理士
  • 管理業務主任者
  • 賃貸不動産経営管理士
  • 行政書士
  • 個人情報保護士
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  • 貸金業務取扱主任者